実施内容 |
かつて木津川は白い砂礫河原が広がり、瀬や淵、タマリ、ワンドなどの多様な形態にとみ様々な魚がすんでいました。河原の石をめくると、ヨシノボリ、ギギ、ドジョウ、 砂を踏むとカマツカがとび出したり、浅瀬を泳ぐオイカワ、タマリやワンドではイタセンパラなどのタナゴたちが美しい姿を見せてくれました。コイ、フナ、ハヤ、アユ釣りを楽しむ釣り人の姿は木津川の風物詩でした。
しかし、この数十年の間に水質悪化と河床低下が進み、木津川の川筋は固定化するとともに、タマリ、ワンドも減少し、魚の姿もめっきり減り安心して遊べる河川敷きも少なくなりました。
木津川では魚釣りをする場所もなくなったという声も聞きます。木津川の魚達からは、産卵する場所もないという嘆きが聞こえてくるようです。 そういう中で山城大橋の河川敷きには様々な魚が集まるワンドがあり、野鳥観察・植物観察もでき、橋の下ではアウトドアーを楽しむ人たちが集まる貴重な場所になっています。
この場所で、生き物豊かな木津川をとりもどす第一歩として「第1回木津川ワークショップ」を開き「生き物と人にやさしい水辺つくり」を考えていきたいと思います。川大好きという方たちの参加をお待ちしています。
●参加費:無料
●雨天:中止の場合は8時までにご連絡します
●申込方法:下記のPDFを参照いただき、必要事項を明記のうえ、国土交通省木津川出張所【FAX】0774-62-0078まで申し込みください。
締切は5月25日申込必着となります。 |