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【2014.6.14開催】「アユの棲む川、棲める川」  第3回 アユのなわばり行動と食性―夏アユの高成長の秘密に迫る

開催日 2014年06月14日
開催時間 午後1時30分
集合時間 午後1時15分
場所 京都府相楽郡南山城村大河原潜水橋周辺
集合場所 京都府相楽郡南山城村やまなみホール
対象 大人(子供の場合は親子同伴)
参加人数 20人
参加申し込み 事前申し込み
実施内容 夏場のアユは流れの速い瀬に縄張りをつくり、川底の岩や石に付着した藻類を食べて急速に成長します。縄張りアユは良質の付着藻類のある餌場を排他的に占有し、著しく早い成長を遂げます。群れアユは浅場や小さい石からなる餌場を次々と移動しながら成長してゆきます。アユに独特の櫛状歯は石の表面に付着する藻類を効率的に剥ぎ取るための装置です。石の表面の摂餌痕はハミ跡と呼ばれ、これによりその周辺に生息するアユの密度や魚体サイズを知ることができます。アユのなわばり行動の観察と付着藻類の内容と量を調べることにより夏アユの高成長の鍵が判ってきます。 実施内容-1: 瀬アユの行動とハミ跡の観察 (13:30~14:30) 1) 企画の趣旨説明 :やまなみホールの実習室にて企画の趣旨説明を受ける。 2) 河川形状の観察:大河原潜水橋へ移動。河川の蛇行と河床型について観察する。 3)アユの行動観察:大河原潜水橋から水面下のアユの行動を観察する。 4) ハミ跡の観察と川石の採取:ハミ跡を観察し、ハミ跡の多いところと少ないところを比較し、アユの好む場所と流れを考える。ハミ跡のある石とない石を採集し、実習室へ持ち帰る。 5)安全の確保:参加者は担当レンジャーの指揮に従い、潜水橋内の観察地点まで進入する。観察の後、川岸まで下りてハミ跡のある石を採集する。深みに入らないよう留意する。 6)用具:参加者はカメラ、偏光グラス(サングラス)があれば持参する。 実施内容―2:アユの高成長の秘密に迫る(14:30~16:00) 1)付着藻類量の観察と種組成の鑑定:石面の付着藻類を金ブラシで剥ぎ取り、実体顕微鏡により藻類を観察する。 2)石面の付着藻類の定量: メスシリーンダーを使って藻類量を定量する。 3)参加者による質疑応答:藻類のカロリーの評価法について考える。 ●参加費:無料 ●申し込み方法:下記の活動案内をご参照いただき、必要事項を明記の上、上流流域センター【FAX】075-611-2271までお申込ください。 締切は平成26年6月7日《必着》
集合場所、実施場所の詳細 集合場所、実施場所の詳細
【pdf形式】
お問い合わせ 淀川管内河川レンジャー事務局
淀川管内河川レンジャー事務局 
上流流域センター(9:00~7:00)
【電話】075-611-2246   【FAX】075-611-2271
  
上流流域センター(9:00~17:00)
【電話】075-611-2246   【FAX】075-611-2271
主催 伏見出張所管内河川レンジャー 谷口 順彦
共催 【協働】木津川出張所管内河川レンジャー 柴垣 治男【協力】伏見出張所管内河川レンジャー 中村 初太郎、木津川出張所管内河川レンジャー 田中 実知世
支援 国土交通省淀川河川事務所

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